在宅看取り 費用 目安
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費用を調べているあなたは、今きっと不安を感じているはずです。大切な方との最期の時間を自宅で過ごしたい、あるいはご自身の終末期について考えていらっしゃるかもしれません。その中で、どれくらいの費用がかかるのか、金銭的な負担はどれくらいになるのか、様々な心配事が頭をよぎることもあるでしょう。
「お葬式.info」では、そのような不安を少しでも和らげ、安心して選択できるよう、在宅看取りにかかる費用について詳しく解説します。大切なのは、焦らず、一つずつ情報を確認していくことです。あなたは一人ではありません。この記事が、前に進むための小さな力になれれば幸いです。
在宅看取り 費用 目安|2024年最新版・地域差・追加費用も徹底解説
在宅看取りの費用・相場まとめ
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在宅での看取り(在宅死)は、住み慣れた場所で最期を迎えられるという大きなメリットがある一方で、費用面で不明瞭な点が多いと感じる方も少なくありません。ここでは、在宅看取りにかかる費用の全体像と、その内訳、そして地域による相場の違いについて詳しく見ていきましょう。
この記事でわかること
- 在宅看取りにかかる費用の目安と具体的な内訳
- 都市部と地方における在宅死費用の地域差とその根拠
- 公的支援や補助金を利用して費用を抑える方法
- 見落としやすい隠れた追加費用と対策
- 費用を抑えた実際の事例と相談先
在宅看取りとは?まず全体像を知っておきましょう
在宅看取りとは、病院ではなく自宅で終末期(人生の最終段階)を過ごし、そのまま自宅で亡くなることを指します。近年、「最期は住み慣れた家で」と希望される方が増えており、国も在宅医療・在宅看取りを推進する方向に政策を進めています。
ただし、在宅看取りを実現するためには、在宅医(往診・訪問診療を行う医師)・訪問看護・介護保険サービスなどを組み合わせる必要があり、それぞれに費用が発生します。費用の全体像を事前に把握しておくことで、いざというときに慌てずに対応できるようになります。
在宅看取りの費用内訳|何にいくらかかるのか
在宅看取りに関わる費用は、大きく以下の4つに分類されます。一つひとつ確認していきましょう。
1. 訪問診療(往診)の費用
在宅看取りの中心となるのが、定期的に自宅を訪問してくれる在宅医(かかりつけ医)です。
- 訪問診療(定期的に医師が自宅を訪問すること):月2回程度の訪問が一般的で、医療保険が適用されます。
- 往診(急変時など臨時で医師が訪問すること):緊急性に応じた加算があります。
- 在宅ターミナルケア加算(終末期の自宅療養を支援するための診療報酬加算):死亡前14日以内に2回以上の往診・訪問診療があった場合などに算定されます。
自己負担の目安(医療保険適用後):月1万〜3万円程度が目安ですが、所得・年齢・病態によって大きく異なる場合があります。
2. 訪問看護の費用
看護師が定期的に自宅を訪れ、医療的ケアや体調管理を行います。
- 医療保険または介護保険が適用されます(病状・要介護度によって適用保険が異なります)。
- 終末期は訪問回数が増えることが多く、費用も上昇する傾向があります。
自己負担の目安:介護保険適用の場合、1回あたり300〜600円程度(1〜3割負担)が目安です。ただし、医療保険適用時や深夜・早朝の加算がある場合には異なることがあります。
3. 介護保険サービスの費用
要介護認定(介護が必要な状態であると認められること)を受けている場合、介護保険を利用できます。
- 訪問介護(ヘルパーによる生活支援)
- 福祉用具貸与(ベッド・車いす・エアマット等のレンタル)
- 訪問入浴・デイサービスなど
自己負担の目安:要介護度・利用サービスによりますが、月2万〜8万円程度の幅があることが多いです。支給限度額(介護保険で使える上限金額)を超えた分は全額自己負担となる点に注意が必要です。
4. 死亡診断書・その他の費用
在宅で亡くなった際には、在宅医が死亡診断書(死亡を公式に証明する書類)を作成します。
- 死亡診断書の発行料:5,000〜20,000円程度(医療機関により異なる)
- 臨時往診料(深夜・休日の対応):加算がかかる場合があります
【表①】在宅看取りの主な費用項目と目安一覧
| 費用項目 | 適用保険 | 月額自己負担の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 訪問診療費 | 医療保険 | 5,000円〜30,000円程度 | 所得・年齢・回数による |
| 往診費(臨時) | 医療保険 | 都度5,000〜20,000円程度 | 深夜・休日加算あり |
| 訪問看護費 | 介護or医療保険 | 月5,000〜30,000円程度 | 回数・保険種別による |
| 訪問介護費 | 介護保険 | 月5,000〜40,000円程度 | 要介護度・回数による |
| 福祉用具レンタル | 介護保険 | 月1,000〜15,000円程度 | 品目・グレードによる |
| 死亡診断書発行 | 自費 | 5,000〜20,000円程度 | 医療機関により異なる |
| 薬剤費 | 医療保険 | 病状による | 月数千〜数万円程度 |
※上記はあくまで目安であり、地域・個人の状況によって大きく異なります。
在宅看取りの費用|地域別の相場と傾向
在宅看取りの費用は、地域によっても差が生じることがあります。これは、医療機関・訪問看護ステーションの数・競合状況・人件費の差などが影響するためです。
都市部(東京・大阪・名古屋など)
- 在宅医・訪問看護ステーションの選択肢が多い
- 一方で、人件費・交通費が高く、施設の診療範囲(対応エリア)が狭いケースも
- 月額自己負担の目安:2万〜10万円程度(サービスの組み合わせによる)
地方・郊外
- 在宅医・訪問看護の数が少なく、移動距離が長い場合に「往診交通費」が加算されることがある
- 競合が少ない分、費用交渉の余地が限られる場合も
- 月額自己負担の目安:1.5万〜8万円程度(都市部より若干低い傾向の地域も)
ポイント:地域差はあくまでも傾向です。実際の費用は、利用するサービスの内容・頻度・各事業所の料金設定によって大きく変わります。複数の事業所に見積もりを相談されることをおすすめします。
【表②】地域別・在宅看取り費用の目安比較
| 地域区分 | 月額自己負担の目安(全サービス合計) | 特徴 |
|---|---|---|
| 大都市圏(東京23区・大阪市内等) | 3万〜12万円程度 | 選択肢多い。人件費高め |
| 地方中核都市 | 2万〜9万円程度 | バランス型が多い |
| 郊外・農村部 | 1.5万〜7万円程度 | 選択肢少ないが費用低め傾向 |
| 離島・僻地 | 費用・体制ともに要確認 | 在宅医確保自体が課題になる地域も |
※上記は目安であり、保険適用・要介護度・病態によって大幅に変動します。地域包括支援センター等への相談を推奨します。
在宅看取りの費用を安くする方法|公的支援・制度を活用しよう
費用の心配があるときは、まず公的な支援制度を確認することが大切です。知っておくと安心できる制度をまとめました。
1. 介護保険の「区分支給限度額」を正しく活用する
要介護認定を受けると、介護保険から利用できるサービスの上限額(区分支給限度額)が設定されます。この枠内でサービスを利用すれば、自己負担は1〜3割で済みます。ケアマネジャー(介護支援専門員)に相談しながら、上限内に収まるよう計画を立ててもらうと良いでしょう。
2. 高額療養費制度(医療費の自己負担に上限を設ける制度)
医療保険の自己負担額が一定以上になった場合、超えた分が払い戻される制度です。所得に応じて上限額が設定されており、年間の医療費負担を大きく軽減できることがあります。
📎 参考:高額療養費制度(厚生労働省)
3. 高額介護合算療養費制度(医療費と介護費の合算に上限を設ける制度)
同一世帯で医療保険と介護保険の両方を利用している場合、年間の合計自己負担額に上限が設定されます。複数のサービスを利用している方は特に確認しておくと安心です。
📎 参考:高額介護合算療養費(厚生労働省)
4. 生活保護・低所得者向けの支援
生活保護を受給されている方や、住民税非課税世帯の方には、自己負担をさらに軽減できる仕組みがある場合があります。お住まいの市区町村の福祉窓口にご相談ください。
5. がん患者・難病患者向けの支援制度
がんや特定難病(国が指定した難病)の場合、医療費助成(自己負担上限を設ける制度)が使える場合があります。主治医やソーシャルワーカー(医療・福祉の相談員)に確認してみましょう。
見落としがちな「隠れた追加費用」に注意
在宅看取りを検討する際、事前に把握しておきたい追加費用があります。突然の出費に慌てないよう、前もって知っておくことで、焦らずに対処できます。
①深夜・休日の対応費用
容体が急変した際の臨時往診や訪問看護には、深夜加算・早朝加算・休日加算が発生することがあります。終末期はこうした時間外対応が増える傾向があるため、事前に在宅医・訪問看護ステーションに確認しておくと安心です。
②医療材料・衛生用品の費用
在宅医療では、点滴・カテーテル・褥瘡(床ずれ)ケア用品など、処置に伴う医療材料費が発生することがあります。保険適用のものと自費のものがありますので、担当の医師・看護師に確認しましょう。
③住宅の改修費用
在宅療養を続けるために、手すりの設置・バリアフリー化が必要になる場合があります。介護保険の住宅改修費(上限20万円、1〜3割自己負担)が使えることがありますので、ケアマネジャーに相談してみてください。
④緊急搬送・入院費用
「看取り」を自宅で、と決めていても、途中で入院が必要になるケースもあります。その際の入院費・救急搬送費が別途かかる可能性があります。
⑤家族の負担(精神的・時間的コスト)
直接的な金銭費用ではありませんが、家族が仕事を休んで介護に当たる場合の機会損失、精神的な疲弊も「見えないコスト」です。レスパイトケア(介護者が一時的に休息を取るためのサービス)の活用も検討しましょう。
費用を抑えた実例|実際にはどれくらいかかった?
ここでは、費用を上手に抑えながら在宅看取りを実現した方のケースをご紹介します(個人情報保護のため、状況を一部変更しています)。
【事例①】70代・がんの父を自宅で看取ったAさん(東京都在住)
- 介護保険(要介護4)を活用し、訪問診療・訪問看護・福祉用具レンタルを組み合わせ
- 高額療養費制度の適用で、医療費の月額自己負担を上限(約44,400円・一般所得の場合)以内に抑えた
- ケアマネジャーに相談して区分支給限度額内にサービスを収め、介護費の自己負担は月2万円台に
- 3か月間の総自己負担額:約25万円程度(入院した場合と比較して大幅な節約になったと感じたとのこと)
【事例②】80代・心疾患の母を地方で看取ったBさん(長野県在住)
- 地域の在宅医と連携し、訪問看護週3回・訪問介護週5回を利用
- 生活保護受給世帯のため、医療費・介護費の自己負担なし
- 住宅改修費(介護保険)を活用してトイレの手すりを設置
- 実質的な家族の費用負担はほぼゼロ(制度をフル活用)
ポイント:制度を知っているかどうかで、負担額が大きく変わります。「うちは使えるのかな?」と思ったら、地域包括支援センターやケアマネジャーにまず相談してみてください。
【関連】介護保険の申請方法と手順について詳しくはこちら
在宅看取りの費用に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 在宅看取りと病院での看取りでは、どちらが費用がかかりますか?
一概には言えませんが、病院での看取りは入院基本料・室料差額ベッド代などが加算される場合があり、長期入院では費用が高額になるケースもあります。一方、在宅看取りは医療保険・介護保険・各種制度を組み合わせることで費用を抑えられることがある反面、家族の介護負担が増すという側面もあります。両者のメリット・デメリットを比較しながら、医師やケアマネジャーと相談することをおすすめします。
Q2. 在宅看取りで使える介護保険の限度額はどれくらいですか?
要介護度によって異なります。例えば要介護5(最も重い状態)の場合、月額支給限度額は約362,000円(2024年現在)で、自己負担1割の場合は約36,200円が上限の目安となります。ただし、限度額内に収めるためにはケアマネジャーによるケアプランの作成が重要です。
Q3. 訪問診療の費用はどのくらいですか?保険は使えますか?
訪問診療には医療保険(健康保険)が適用されます。月2回の定期訪問の場合、自己負担(3割)で月5,000〜15,000円程度が目安とされることが多いです。ただし、医療機関・処置内容・加算の有無によって異なりますので、かかりつけの在宅医に事前に確認されることをおすすめします。
Q4. 在宅看取りに際して、家族が仕事を休んだ場合の補助はありますか?
介護休業給付金(雇用保険から支給される制度で、家族の介護のために休業した際に賃金の一部が補償されるもの)を利用できる場合があります。対象要件や給付額はお勤め先・加入保険によって異なりますので、勤務先の人事・総務部門やハローワークへご相談ください。
📎 参考:介護休業給付金(厚生労働省)
Q5. 在宅看取りの費用について、誰に相談すればよいですか?
費用面での相談先は複数あります。
- 地域包括支援センター:介護保険の相談・ケアマネジャーの紹介
- 医療ソーシャルワーカー(MSW):医療費・制度に関する総合的なアドバイス
- ケアマネジャー(介護支援専門員):ケアプランと費用の最適化
- 在宅医療連携拠点:在宅医療全般の相談窓口(自治体により設置状況が異なります)
まず最寄りの地域包括支援センターに連絡してみることが、最初の一歩として取り組みやすい方法です。
Q6. 死亡後の費用(葬儀など)も含めると、トータルでいくらかかりますか?
在宅看取りにかかる費用(医療・介護)に加え、亡くなった後には葬儀費用・墓地・相続手続き費用などが発生します。葬儀費用は形式によって数十万〜数百万円と幅があります。在宅看取りのための費用とは別に、事前に大まかな見通しを持っておくと安心です。
【関連】葬儀費用の目安と費用を抑えるポイントについて詳しくはこちら
Q7. 在宅看取りの途中で「やっぱり病院に」となった場合、追加費用はかかりますか?
在宅から入院に切り替えた場合、それまでの在宅医療費に加えて入院費が別途発生します。在宅看取りを選択した後でも、状況の変化に応じて判断を変えることは決して珍しくありませんし、それは本人・ご家族が最善を尽くした証でもあります。事前に在宅医と「どんな状態になったら入院を考えるか」を話し合っておくと、いざというときに慌てずに済みます。
費用の不安をなくすために、まず無料相談を
在宅看取りの費用は、一見複雑に見えても、公的な制度や支援を組み合わせることで、多くの方が思っていたより負担を抑えられるケースがあります。
何より大切なのは、「一人で抱え込まないこと」です。費用のことで悩んでいる方も、在宅看取りそのものについて不安な方も、まずは専門家に話を聞いてもらうところから始めてみてください。
地域包括支援センター・ケアマネジャー・在宅医療専門クリニックなど、無料で相談できる窓口が各地にあります。また、複数の事業所に相談・見積もりを取ることで、費用や対応内容を比較でき、より安心できる選択につながります。
「費用が心配で踏み出せない」という方こそ、まず無料相談を活用してください。相談することで初めて見えてくる選択肢が、必ずあります。
あなたの大切な方との時間が、できる限り穏やかで満ち足りたものになるよう、「お葬式.info」はこれからもそばで情報をお届けします。
【関連】在宅看取りの流れと準備の進め方について詳しくはこちら
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