ペット 死んだ 手続き 流れ
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監修:終活カウンセラー(終活カウンセラー協会認定)
最終確認:2026年4月
情報の正確性について:本記事の法律・制度情報は公的機関の公式情報をもとに作成しています。
(読了目安:約8分)
大切なご家族であるペットを亡くされた皆様へ。
この度は、心よりお悔やみ申し上げます。
突然の別れ、あるいは看病の末の別れであっても、深い悲しみと寂しさで胸がいっぱいになっていることと存じます。
そんなお辛い状況の中、亡くなったペットのために何をしてあげられるだろうか、これからどんな手続きが必要なのだろうかと、不安を感じていらっしゃるかもしれません。
この「お葬式.info」の記事では、大切なペットが亡くなった後に必要となる手続きや流れについて、一つずつ丁寧にご説明いたします。すべてを一人で抱え込まず、できるときに、少しずつ進めていきましょう。
ペット 死んだ 手続き 流れ
【2026年最新】大切なペットが亡くなった後の手続き完全ガイド|期限・書類・STEP順に解説
この記事でわかること / まず確認すべき期限
このページでは、愛するペットが亡くなった際に飼い主様がやるべきことについて、具体的な手順や必要な手続き、費用、注意点などを詳しく解説します。悲しみの中で戸惑うことなく、落ち着いて対応できるよう、実用的な情報を提供いたします。
特に、以下の手続きは期限が設けられている場合があります。まずはこれらを確認し、必要に応じて準備を進めましょう。
- 狂犬病予防法に基づく犬の死亡届: 死亡日から30日以内に市区町村役場(保健所)へ。
- マイクロチップの登録情報変更: 変更事由発生日から30日以内に登録機関へ。
これらの期限を過ぎてしまっても、適切な対処法がありますのでご安心ください。

STEP別手順|ペットが亡くなった後の流れ
大切なペットが亡くなった後、悲しみの中ではありますが、いくつかの手続きを進める必要があります。ここでは、おおまかな流れをSTEPごとに解説します。
STEP1:ご遺体の安置と最期の別れ(所要時間目安:数時間〜1日)
ペットが亡くなったら、まずはご遺体を安置し、最期の別れをゆっくりと行う時間を持ちましょう。
- ご遺体の清拭と体勢の整え: 濡らしたタオルなどで優しく体を拭き、生前の姿に近づけるように整えてあげましょう。手足は硬直する前に胸の方に優しく折り曲げ、安らかな体勢にしてあげると良いでしょう。
- 安置場所の準備: 段ボール箱やペットが使っていたベッドなどにタオルを敷き、ご遺体を寝かせます。保冷剤やドライアイスをタオルで包んでお腹や首元に置き、体を冷やすことで腐敗の進行を遅らせることができます。夏場は特に注意が必要です。
- 家族との別れ: 火葬や埋葬の前に、ご家族でゆっくりと別れの時間を過ごしましょう。生前の思い出を語り合ったり、好きだったおやつやお花を添えたりしてあげてください。
STEP2:葬儀・火葬方法の検討と手配(所要時間目安:数時間〜数日)
ご遺体の安置と並行して、火葬や埋葬の方法を検討し、手配を進めます。
- 火葬・埋葬方法の選択:
- 合同火葬: 他のペットと一緒に火葬され、遺骨は返骨されません。合同供養塔などに埋葬されます。費用を抑えたい場合や、他のペットと一緒に眠らせてあげたいと考える方に選ばれます。
- 個別一任火葬: 業者に一任して個別に火葬し、遺骨は返骨されます。費用は合同火葬より高くなりますが、遺骨を手元に残したい場合に選ばれます。
- 個別立会火葬: 家族が立ち会い、人間のお葬式のように個別に火葬を行います。お骨上げまで行える場合が多く、最も丁寧に送ってあげたいと考える方に選ばれます。費用は最も高くなります。
- 訪問火葬: 火葬炉を搭載した車が自宅まで来て、自宅前などで火葬を行います。移動の負担を減らしたい場合や、最期まで自宅で過ごさせたい場合に便利です。
- 土葬: 自宅の庭などに埋葬する方法です。自治体によっては条例で禁止されている場合や、私有地であっても一定の条件(深さ、衛生面など)があるため、事前に自治体への確認が必要です。
- 業者選定と手配: ペット葬儀業者や動物霊園、訪問火葬業者などをインターネット検索や知人の紹介で探し、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。料金だけでなく、対応やサービス内容、口コミなども参考に比較検討しましょう。
STEP3:行政への手続き(死亡届など)(所要時間目安:30分〜1時間)
ペットの種類によっては、行政機関への手続きが必要です。
- 犬の死亡届(狂犬病予防法):
- 対象: 生後91日以上の犬
- 期限: 死亡日から30日以内
- 窓口: 市区町村役場の担当部署(保健所、環境課など)
- 必要書類: 鑑札、狂犬病予防注射済票、届出人の印鑑(認印)、身分証明書
- 備考: 狂犬病予防法(昭和25年法律第247号)に基づき、犬の飼い主には登録と毎年1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。死亡した場合も届出が必要です。怠ると過料が科せられる場合があります。
- マイクロチップの登録情報変更:
- 対象: マイクロチップを装着している犬・猫など
- 期限: 変更事由発生日から30日以内
- 窓口: 登録機関(AIPOなど)
- 必要書類: 登録証明書、変更届(登録機関のウェブサイトからダウンロード可)
- 備考: 2022年6月1日施行の改正動物愛護管理法により、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬猫にはマイクロチップ装着が義務化されました。飼い主が変わった際や死亡した際には、登録情報の変更が必要です。環境省令第1号(2022年)
STEP4:登録情報の抹消・変更手続き(所要時間目安:30分〜1時間)
その他の登録情報や契約についても、忘れずに変更・解約手続きを行いましょう。
- ペット保険の解約・変更:
- 加入している場合は、保険会社に連絡して解約手続きを行います。死亡診断書などが必要となる場合がありますので、事前に確認しましょう。
- ペット関連サービスの解約:
- 定期購入していたフードやおやつ、トリミングやホテル予約など、継続的なサービスを契約していた場合は、速やかに解約・キャンセルの連絡を入れましょう。
- ペット用クレジットカードや銀行口座の整理:
- ペット専用の口座やクレジットカードを作成していた場合は、解約や名義変更の手続きを行います。
必要書類一覧チェックリスト
ペットが亡くなった後の手続きで必要となる主な書類をまとめました。自治体や業者によって異なる場合がありますので、事前に確認するようにしましょう。
手続き別必要書類リスト
□ 鑑札:犬の死亡届提出時に必要です。
□ 狂犬病予防注射済票:犬の死亡届提出時に必要です。
□ マイクロチップ登録証明書:マイクロチップの登録情報変更時に必要です。
□ 獣医師からの死亡診断書:火葬業者によっては、死亡確認のために提示を求められる場合があります。ペット保険の解約時にも必要となることがあります。
□ 印鑑(認印):各種届出や契約時に必要です。
□ 身分証明書:届出や契約時に本人確認のために必要です。
書類が揃わない場合の代替手段・猶予規定
もし鑑札や狂犬病予防注射済票を紛失してしまった場合でも、手続きができないわけではありません。多くの場合、その旨を窓口で伝えれば、手続きを進めることができます。
よくある書類ミスとしては、紛失の他にも「記載漏れ」「印鑑の押し忘れ」「旧住所の記載」などがあります。不明な点があれば、手続きを行う前に必ず各窓口(市区町村役場、ペット保険会社、登録機関など)に問い合わせて確認するようにしましょう。
書類が揃わない場合でも、自治体によっては口頭での事情説明や、別途誓約書などの提出で対応してくれるケースもあります。諦めずに相談してみることが大切です。
期限カレンダー|亡くなったペットのために○日以内にやること一覧
大切なペットが亡くなった後、悲しみの中で手続きに追われるのは大変なことです。ここでは、特に期限が設けられている主な手続きを一覧でまとめました。
主な手続きと期限
| 手続き名 | 期限 | 窓口 | 備考
> ※費用・価格はあくまで参考値です。地域・業者・個別の状況によって大きく異なります。必ず複数の業者・専門家に確認してください。
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別案件については弁護士・税理士・葬儀の専門家にご相談ください。
掲載情報は2026年現在のものです。法改正等により変更となる場合があります。
費用・価格はあくまで参考値です。地域・業者・個別状況によって大きく異なります。
主な参考・出典
– 厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/
– 国税庁:https://www.nta.go.jp/
– 法務省:https://www.moj.go.jp/
– e-Stat(政府統計):https://www.e-stat.go.jp/