葬儀・お別れ

葬儀の種類と費用相場【2026年版】家族葬・一般葬・直葬

葬儀の種類と費用相場【2026年版】家族葬・一般葬・直葬
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葬儀の種類と費用相場【2026年版】家族葬・一般葬・直葬

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葬儀の種類と費用相場【2026年版】家族葬・一般葬・直葬

(読了目安:約10分)

大切な方を亡くされ、心よりお悔やみ申し上げます。
突然の悲しみの中で、葬儀のことを調べ、「早く決めなければ」と心が焦り、追い立てられているかもしれません。
ですが、まずは深呼吸してください。あなたは今、できる限りのことをしようとしています。それだけで十分です。
この記事を、あなたのペースでゆっくりと読み進めていただけたら幸いです。一つひとつ、一緒に確認していきましょう。

この記事では、葬儀の種類とそれぞれの費用相場、そして必要な手続きや注意点を、終活大全の編集部が葬儀専門家の実務的見地をもとに、心を込めてわかりやすく解説します。2026年現在の最新情報と、知っておくと安心できるポイントをあなたのために整理しました。

▼ 葬儀の流れ(図解)
1
ご逝去・死亡確認
医師による死亡診断書の発行
2
葬儀社に連絡・搬送
24時間対応。自宅・斎場へ搬送
3
通夜の準備・執行
祭壇設置・ご遺体安置・弔問受付
4
告別式・出棺
参列者へのご挨拶・出棺の儀
5
火葬・収骨
火葬許可証を持参。骨上げを行う
6
初七日法要・精進落とし
近親者で食事会を行うことも
7
各種届出・手続き
死亡届・相続・保険など49日までに

この記事の目次
  1. 葬儀の準備、まず何から始める?
    1. 死亡診断書の取得と葬儀社の選定
    2. 葬儀の種類を決める前の心構え
  2. 葬儀の種類とそれぞれの特徴・費用相場【2026年版】
    1. 一般葬:生前お世話になった方々と一緒にお見送りする形
    2. 家族葬:身内だけでゆっくりと見送る形
    3. 直葬(火葬式):通夜・告別式を行わない簡素な形
  3. 葬儀費用の内訳と追加費用について知っておくと安心です
    1. 基本料金に含まれるものと、別途かかる費用の例
    2. 互助会の積立金に関して知っておきたいこと
    3. 葬儀費用を無理なく抑えるためのヒント
  4. 知っておくと安心!葬儀に関する助成金・給付制度【2026年版】
    1. 葬祭費補助制度(埋葬料・葬祭費)
    2. 生活保護受給者の方への「葬祭扶助」
  5. 葬儀後の手続きと期限について
    1. 行政手続きと期限の目安
    2. 相続手続きについて
    3. 香典返しと遺品整理
  6. 葬儀費用の支払い方法
    1. 主な支払い方法の比較
  7. 葬儀準備チェックリスト
  8. よくある質問
    1. Q1. 葬儀費用は誰が負担するのですか?
    2. Q2. 家族葬を選んだ場合、香典は辞退すべきですか?
    3. Q3. 宗教・宗派がない場合でも葬儀はできますか?
    4. Q4. 葬儀社選びで特に気をつけることは何ですか?
    5. Q5. 葬儀の準備にどれくらいの期間がかかりますか?
    6. Q6. 直葬を選ぶと、後でお墓に入れてもらえないことはありますか?
  9. まとめ
  10. > ※費用・価格はあくまで参考値です。地域・業者・個別の状況によって大きく異なります。必ず複数の業者・専門家に確認してください。
  1. 葬儀の準備、まず何から始める?
    1. 死亡診断書の取得と葬儀社の選定
    2. 葬儀の種類を決める前の心構え
  2. 葬儀の種類とそれぞれの特徴・費用相場【2026年版】
    1. 一般葬:生前お世話になった方々と一緒にお見送りする形
    2. 家族葬:身内だけでゆっくりと見送る形
    3. 直葬(火葬式):通夜・告別式を行わない簡素な形
  3. 葬儀費用の内訳と追加費用について知っておくと安心です
    1. 基本料金に含まれるものと、別途かかる費用の例
    2. 互助会の積立金に関して知っておきたいこと
    3. 葬儀費用を無理なく抑えるためのヒント
  4. 知っておくと安心!葬儀に関する助成金・給付制度【2026年版】
    1. 葬祭費補助制度(埋葬料・葬祭費)
    2. 生活保護受給者の方への「葬祭扶助」
  5. 葬儀後の手続きと期限について
    1. 行政手続きと期限の目安
    2. 相続手続きについて
    3. 香典返しと遺品整理
  6. 葬儀費用の支払い方法
    1. 主な支払い方法の比較
  7. 葬儀準備チェックリスト
  8. よくある質問
    1. Q1. 葬儀費用は誰が負担するのですか?
    2. Q2. 家族葬を選んだ場合、香典は辞退すべきですか?
    3. Q3. 宗教・宗派がない場合でも葬儀はできますか?
    4. Q4. 葬儀社選びで特に気をつけることは何ですか?
    5. Q5. 葬儀の準備にどれくらいの期間がかかりますか?
    6. Q6. 直葬を選ぶと、後でお墓に入れてもらえないことはありますか?
  9. まとめ
  10. > ※費用・価格はあくまで参考値です。地域・業者・個別の状況によって大きく異なります。必ず複数の業者・専門家に確認してください。
      1. この記事の関連情報

葬儀の準備、まず何から始める?

大切な方を亡くされた直後は、何から手をつけてよいか分からなくなるものです。まずは葬儀の種類や費用を検討する前に、最初の基本的なステップだけ確認しておきましょう。知っておくことで、焦らず落ち着いて対処できます。

死亡診断書の取得と葬儀社の選定

まず、担当医師から「死亡診断書」または「死体検案書(事故・不審死などの場合に発行される書類)」を受け取ります。これは、死亡の事実を公的に証明する大切な書類で、後の火葬許可証の申請や死亡届の提出に欠かせません。紛失しないよう、コピーを数枚とっておくことをおすすめします。

次に、葬儀社の選定です。1社だけでなく、複数の葬儀社から見積もりを取り、比較検討できると安心です。この段階で、おおよその葬儀費用の全体像をつかむことができるでしょう。

【葬儀専門家の実務的見地:見積もりに隠れた追加費用について】
葬儀社の見積もりには「基本セット料金」しか含まれていないケースが多く、ドライアイス・湯灌(ゆかん:故人のお体を丁寧に清め、身支度を整える儀式)・料理・返礼品・霊柩車・火葬費・僧侶へのお布施などが別途加算されることがあります。実際の支払総額が、最初の見積もりの2〜3倍になる場合も珍しくありません。

⚠ 確認のポイント: 「一式」「セット」という表記には注意が必要です。内訳を1項目ずつ確認し、「最終的な支払総額はいくらになりますか?」と必ず質問しましょう。
よくある誤解: 見積もり金額=支払い総額と思い込んでしまうケースが多くあります。追加費用が発生する可能性を、最初から念頭に置いておくことが大切です。
(参考:消費者庁「葬儀サービスに関する消費者アンケート調査」)

葬儀の種類を決める前の心構え

葬儀の形式は、故人の遺志やご遺族の意向、そして費用や参列者の範囲によって大きく異なります。「正解」はひとつではありません。どのような形で故人をお見送りしたいか、ご家族で少しだけ話し合う時間を持てると、後悔のない選択につながります。焦らず、ゆっくりと、故人への感謝の気持ちとご自身の気持ちに寄り添った選択をしてください。

【関連】葬儀社の選び方と比較ポイントについて詳しくはこちら


葬儀の種類とそれぞれの特徴・費用相場【2026年版】

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代表的な葬儀の種類と費用相場をまとめました。ご自身の状況に合った形式を、参考にしていただけたら幸いです。

葬儀の種類 参列者の目安 費用相場(総額) 主な特徴
一般葬 数十〜数百名 約80万〜200万円 通夜・告別式あり、幅広い参列者
家族葬 数名〜30名程度 約30万〜100万円 身内・親しい人のみ、通夜・告別式あり
一日葬 数名〜30名程度 約40万〜80万円 通夜なし、告別式・火葬を1日で
直葬(火葬式) 数名〜10名程度 約10万〜30万円 儀式なし、火葬のみ
無宗教葬 規模により異なる 内容により大きく変動 宗教にとらわれない自由な形式

※費用相場は、葬儀社への支払い・飲食費・返礼品・お布施などを含む目安の総額です。地域や葬儀社によって異なる場合があります。

一般葬:生前お世話になった方々と一緒にお見送りする形

一般葬は、親族だけでなく、故人の友人・知人・職場関係者など、生前お付き合いのあった多くの方が参列する、最も伝統的な葬儀形式です。通夜(お通夜)と葬儀・告別式を経て、火葬を行います。時間をかけて多くの人と故人への思いを分かち合えることが、一般葬の大切な意味合いのひとつです。

  • 特徴: 参列者が多く、故人を囲んで思い出を共有しやすい。弔問客への対応が必要となる
  • 流れ: 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬 → 初七日法要(繰り上げ合同で行う場合あり)
  • 費用相場: 約80万〜200万円(総額目安)

【葬儀専門家の実務的見地:初七日法要の「繰り上げ」について】
近年は、遠方からの参列者の負担軽減のため、葬儀・告別式の当日に初七日法要(本来は死後7日目に行う法要)を繰り上げて行うケースが増えています。仏教儀礼上の位置づけについては、宗派によって考え方が異なりますので、菩提寺(ぼだいじ:先祖代々の墓があるお寺)や僧侶にご相談ください。
(参考:全日本仏教会 https://www.jbf.ne.jp/)

家族葬:身内だけでゆっくりと見送る形

家族葬は、親族やごく親しい友人のみで執り行う葬儀形式です。一般葬と同様に通夜と告別式を行いますが、参列者の人数を限定することで、故人とゆっくりお別れする時間を大切にできます。近年、「故人の遺志でこぢんまりとしたお見送りを望む」「ご遺族だけで静かに見送りたい」という方々に多く選ばれています。

  • 特徴: 参列者が少なく、故人との最後の時間に集中できる。弔問客への対応が限定的
  • 流れ: 通夜 → 葬儀・告別式 → 火葬(一般葬とほぼ同じ流れ)
  • 費用相場: 約30万〜100万円(総額目安)

【葬儀専門家の実務的見地:家族葬後の事後連絡について】
家族葬を選ばれた場合でも、近隣の方・職場・友人への事後連絡(死亡通知状の送付)は、礼儀として大切にしていただきたいことのひとつです。事後連絡をしないと、後日弔問に来られる方が続き、かえってご遺族の負担が増えてしまうケースも少なくありません。訃報連絡は、葬儀後1〜2週間以内が目安とされています。

⚠ 確認のポイント: 「家族葬=誰にも知らせなくてよい」は誤解となることがあります。事後報告でも、丁寧な一言が故人への敬意を伝えることになります。

直葬(火葬式):通夜・告別式を行わない簡素な形

直葬(じきそう・ちょくそう)または火葬式は、通夜や告別式といった儀式を省略し、故人のご遺体を安置後、直接火葬場へ搬送して火葬のみを行う形式です。費用を大幅に抑えたい場合や、故人が生前に「葬儀の形式にこだわらなくてよい」と希望されていた場合などに選ばれることがあります。

  • 特徴: 儀式を省くため費用と時間を抑えられる。一方で、お別れの時間が短くなる
  • 流れ: 病院・施設からの搬送 → 安置 → 火葬場へ搬送 → 炉前での最後のお別れ → 火葬
  • 費用相場: 約10万〜30万円(総額目安)

【葬儀専門家の実務的見地:直葬後の菩提寺への対応について】
菩提寺(先祖代々の墓があるお寺)がある場合、事前に直葬を行う旨を相談せずに進めると、後の納骨を断られるケースがあります。直葬を検討される場合は、事前に菩提寺へご相談されることをおすすめします。
(参考:全日本仏教会 https://www.jbf.ne.jp/)


葬儀費用の内訳と追加費用について知っておくと安心です

葬儀費用は、基本料金だけでなく様々な項目が加わって総額となります。何にどのくらいかかるのかをあらかじめ知っておくことで、当日に慌てずに対応できます。

基本料金に含まれるものと、別途かかる費用の例

区分 主な内容
基本料金に含まれることが多い項目 寝台車(病院からの搬送)・安置料金・棺・骨壺・祭壇・遺影写真・ドライアイス(初回分)・スタッフ人件費
別途発生することが多い費用 ドライアイス追加分・湯灌(ゆかん)・納棺費・会葬礼状・返礼品・飲食費(通夜振る舞い・精進落とし)・式場使用料・火葬料・霊柩車・マイクロバス・僧侶へのお布施・戒名料

これらの別途費用が、総額を大きく左右することを念頭においていただけると安心です。

互助会の積立金に関して知っておきたいこと

【葬儀専門家の実務的見地:互助会の積立金はあくまで「一部」のカバー】
互助会の月払い積立(例:月3,000円×20年=72万円)は、「葬儀費用の一部を積み立てる制度」であり、葬儀費用の全額を賄うものではありません。実際の葬儀では、積立金以外に追加費用が発生することがほとんどです。また、万が一互助会が倒産した場合でも、積立金は最大90%までの保護にとどまる場合があります(経済産業省の割賦販売法に基づく前払式特定取引業の保全措置、2026年現在)。

⚠ 確認のポイント: 互助会の解約返戻金は、積立総額の50〜60%程度が目安となる場合があります。解約時の手数料も含めて必ず確認しましょう。
よくある誤解: 「互助会に加入していれば葬儀費用はゼロ」という誤解が根強くあります。追加費用の発生を前提に計画しておくことが安心につながります。

葬儀費用を無理なく抑えるためのヒント

  • 複数の葬儀社から「総額」で見積もりを取る: 基本料金だけでなく、総額での比較が大切です
  • 本当に必要かどうか検討する: 祭壇の装飾グレードや返礼品の内容など、必要最低限に絞ることもできます
  • 直葬や一日葬を検討する: 儀式を簡素化することで費用を抑えられる場合があります
  • 公営の火葬場を利用する: 民営火葬場に比べ、費用が低めに設定されていることが多いです
  • 助成金・補助制度を活用する: 次の章でご案内します

知っておくと安心!葬儀に関する助成金・給付制度【2026年版】

葬儀費用は高額になりやすいため、国や自治体・健康保険組合などから支給される助成金・補助金制度を知っておくことが大切です。前もって確認しておくことで、焦らず申請できます。

葬祭費補助制度(埋葬料・葬祭費)

故人が加入していた健康保険の種類によって、葬祭費または埋葬料が支給される場合があります。

加入していた健康保険の種類 支給名称 支給額の目安 申請先
国民健康保険・後期高齢者医療制度 葬祭費 3万〜7万円程度(自治体によって異なります) 市区町村の担当窓口
会社の健康保険(社会保険)・本人 埋葬料 一律5万円 加入の健康保険組合または協会けんぽ
会社の健康保険(社会保険)・被扶養者(家族) 埋葬費 上限5万円 同上

申請期限: 葬儀を行った日の翌日から2年以内に申請が必要です。前もって確認しておくことで、焦らず手続きできます。
出典: 厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/)

生活保護受給者の方への「葬祭扶助」

故人またはご遺族が生活保護を受給されている場合、「葬祭扶助(そうさいふじょ:葬儀費用を公費で負担する制度)」として葬儀費用が支給される場合があります。対象となる葬儀は最低限の形式(直葬に近い形)で、申請には事前に福祉事務所(市区町村の担当窓口)への相談が必要です。

【関連】遺族が受け取れる給付金・補助金の一覧について詳しくはこちら


葬儀後の手続きと期限について

葬儀が終わった後も、様々な手続きがあります。期限のあるものもありますが、「前もって知っておくことで、焦らず対処できます」。一つずつ、できる範囲で進めていきましょう。

行政手続きと期限の目安

手続きの種類 期限の目安 提出・申請先
死亡届の提出 死亡を知った日から7日以内(国内の場合) 市区町村役場(葬儀社が代行するケースが多い)
世帯主変更届 14日以内 市区町村役場
健康保険証の返却 できるだけ速やかに 加入の健康保険窓口
年金受給停止の手続き 速やかに(未申告の場合は不正受給となる場合あります) 年金事務所または市区町村
葬祭費・埋葬料の申請 葬儀翌日から2年以内 加入の健康保険窓口・市区町村
相続税の申告・納税 死亡を知った日の翌日から10ヶ月以内 税務署

(参考:法務省 https://www.moj.go.jp/ / 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/)

相続手続きについて

故人の遺産を相続する場合は、以下の手続きが必要になる場合があります。

  • 遺言書の確認: 自筆証書遺言は家庭裁判所での検認(けんにん:遺言書の存在と内容を公的に確認する手続き)が必要な場合があります
  • 相続人・相続財産の調査: 誰が相続人か、財産にどんなものがあるかを整理します
  • 遺産分割協議: 複数の相続人がいる場合、遺産の分け方を話し合います
  • 相続放棄の検討: 相続したくない場合は、死亡を知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所へ申述できます

【関連】相続手続きの流れとポイントについて詳しくはこちら

香典返しと遺品整理

  • 香典返し: 香典をいただいた方へのお礼の品を、忌明け(四十九日法要の後)を目安に贈ります。一般的に香典の半額から3分の1程度の金額の品が選ばれます
  • 遺品整理: 故人の持ち物を整理する作業です。心の準備ができたタイミングで、ご自身のペースで進めてください。専門業者に依頼することもできます

葬儀費用の支払い方法

葬儀費用の支払い方法も、事前に確認しておくと安心です。

主な支払い方法の比較

支払い方法 メリット 注意点
現金 最も一般的で確実 高額になるため事前の準備が必要
クレジットカード ポイントが貯まる場合あり 利用限度額・葬儀社の対応可否を要確認
葬儀ローン 費用を分割できる 金利が発生するため返済計画を立てておく
故人の遺産から支払い 遺族の負担を軽減できる 口座凍結で引き出せない場合あり(事前確認を)

【知っておきたいポイント:口座凍結について】
金融機関が故人の死亡を把握した時点で、口座が凍結される場合があります。凍結後は相続手続きが完了するまで引き出しができなくなることがあるため、葬儀費用を一時的に立て替える必要が生じる場合もあります。「遺産分割前の仮払い制度(金融機関に申請することで、一定額を仮払いしてもらえる制度)」を活用できる場合もありますので、金融機関にご相談ください。


葬儀準備チェックリスト

やるべきことを整理するためのチェックリストです。できる範囲で、一つずつ進めていただければ大丈夫です。

【葬儀前】
– [ ] 故人の遺志・家族の意向を確認する
– [ ] 死亡診断書(死体検案書)を受け取り、コピーをとる
– [ ] 複数の葬儀社から見積もり(総額)を取り比較する
– [ ] 葬儀の種類(一般葬・家族葬・直葬など)を決定する
– [ ] 菩提寺がある場合は事前に連絡・相談する
– [ ] 葬儀の日程・会場を決定する
– [ ] 訃報連絡の範囲と方法を決める
– [ ] 葬儀費用の支払い方法を確認・準備する

【葬儀後・手続き】
– [ ] 死亡届を提出する(7日以内)
– [ ] 世帯主変更届を提出する(14日以内、該当する場合)
– [ ] 健康保険証を返却する
– [ ] 年金受給停止の手続きをする
– [ ] 葬祭費・埋葬料の申請をする(2年以内)
– [ ] 相続手続きの準備を始める
– [ ] 香典返しの準備をする(忌明け後を目安に)
– [ ] 遺品整理の計画を立てる(ご自身のペースで)


よくある質問

Q1. 葬儀費用は誰が負担するのですか?

一般的には喪主(もしゅ:葬儀を主催する方)が負担するケースが多いですが、法律で定められているわけではありません。複数の相続人がいる場合は、遺産分割協議の中で負担割合を話し合って決めることも可能です。また、故人の遺産から支払うことも選択肢のひとつです。ご家族で無理のない形を話し合ってみてください。

Q2. 家族葬を選んだ場合、香典は辞退すべきですか?

家族葬では、香典を辞退するケースが多いです。辞退する場合は、訃報連絡の際にその旨を明記しておくとスムーズです。ただし、香典を受け取ることも選択肢のひとつです。その場合は忌明け後に香典返しを準備する必要があります。どちらが正解ということはありませんので、ご家族の意向に合わせて決めていただけたら大丈夫です。

Q3. 宗教・宗派がない場合でも葬儀はできますか?

はい、問題ありません。「無宗教葬」や「自由葬」と呼ばれる形式で、特定の宗教の儀式にとらわれず、故人や遺族の希望に沿ったお別れの場を設けることができます。音楽を流したり、故人の思い出の品を飾ったりと、自由な形で故人を偲ぶことが可能です。葬儀社に相談すると、さまざまなスタイルを提案してもらえます。

Q4. 葬儀社選びで特に気をつけることは何ですか?

最も大切なのは、必ず複数の葬儀社から「総額」で見積もりを取り、料金の内訳やサービス内容を比較することです。また、担当者の対応が丁寧で信頼できるか、緊急時の連絡体制はどうか、事前に相談や見学を受け付けているかどうかも確認できると安心です。「価格が安いから」「知名度があるから」だけでなく、ご自身が「信頼して任せられる」と感じられるかどうかも大切な判断基準のひとつです。

Q5. 葬儀の準備にどれくらいの期間がかかりますか?

故人が亡くなってから火葬まで、通常3日〜7日程度が目安とされることが多いです。火葬場の予約状況や、ご遺族の意向、宗教的な儀式の日程調整などによっても変動します。「短い」と感じるかもしれませんが、葬儀社が手続きの多くをサポートしてくれます。一人で抱え込まず、葬儀社の担当者に遠慮なく相談してください。

Q6. 直葬を選ぶと、後でお墓に入れてもらえないことはありますか?

菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)がある場合、僧侶による読経なしに火葬を行うと、後の納骨を断られるケースがある場合があります。直葬を検討されている場合は、事前に菩提寺へ相談されることをおすすめします。菩提寺がない場合や、新たにお墓を検討されている場合は、葬儀社に相談すると適切なアドバイスをもらえることが多いです。
(参考:全日本仏教会 https://www.jbf.ne.jp/)


まとめ

大切な方を亡くされたばかりの悲しみの中で、葬儀のことや費用のことを調べ、多くの決断をしなければならない状況に、心身ともに疲れていらっしゃることと思います。

この記事で整理してきた内容を、改めて簡単にまとめます。

  • 葬儀の種類は主に「一般葬・家族葬・一日葬・直葬」の4つ。 それぞれ費用・参列者の規模・儀式の有無が異なります
  • 費用相場は直葬で約10万〜30万円、一般葬で約80万〜200万円。 ただし「総額」での確認が必須です
  • 見積もりには追加費用が含まれていないことが多い。 複数社から「総額」で比較しましょう
  • 葬祭費・埋葬料などの給付制度を活用できる場合があります。 申請期限(2年以内)を前もって確認しておきましょう
  • 葬儀後の行政手続きには期限があるものも。 一つずつ、できる範囲で進めていけば大丈夫です

最も大切なのは、形式にとらわれすぎず、故人への感謝の気持ちを大切にすることです。どのような形のお見送りを選んでも、あなたが心を込めて故人に向き合うことに変わりはありません。

あなたは

※宗派・地域・寺院によって作法・費用・名称が大きく異なります。必ず担当の寺院・神社・教会に直接ご確認ください。

> ※費用・価格はあくまで参考値です。地域・業者・個別の状況によって大きく異なります。必ず複数の業者・専門家に確認してください。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別案件については弁護士・税理士・葬儀の専門家にご相談ください。
掲載情報は2026年現在のものです。法改正等により変更となる場合があります。

本記事の情報は執筆時点(2026年4月)のものであり、法律・制度・費用等は変更される場合があります。実際のご判断にあたっては、葬儀社・弁護士・税理士等の専門家にご相談ください。本記事の内容に基づいてお客様が行動した結果について、当サイトは一切の責任を負いかねます。
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