ペット葬儀

ペットが亡くなったときの手続き|犬・猫の死亡届と返還方法

ペットが亡くなったときの手続き|犬・猫の死亡届と返還方法
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愛するペットが旅立ってしまったとき、その深い悲しみの中で、何から手をつけて良いのか分からなくなってしまうのは自然なことです。大切な家族を失った心境では、手続きについて考えること自体が辛いかもしれません。しかし、ペットが安らかに眠れるよう、そして後々後悔を残さないためにも、必要な手続きを一つずつ丁寧に進めていくことが大切です。

このページでは、2026年現在、ペットが亡くなった際に行うべき手続きについて、犬を中心に猫やその他のペットについても解説します。心に寄り添いながら、落ち着いて手続きを進められるよう、分かりやすくご説明いたします。

犬が亡くなったときの手続き|死亡届と鑑札・注射済票の返還

長年連れ添った愛犬が亡くなった際には、悲しみの中でも法律に基づいた手続きが必要です。特に、狂犬病予防法に定められた死亡届の提出は、飼い主としての義務とされています。

1. 死亡届の提出

犬が亡くなった場合、飼い主は死亡した日から30日以内に、市区町村の役所(または保健所など、自治体により担当部署が異なります)に死亡届を提出する必要があります。

  • 提出先: 犬の登録を行った市区町村の役所(担当部署は自治体により異なります。多くは環境課、生活衛生課など)。
  • 提出期限: 犬の死亡から30日以内。
  • 必要なもの: 死亡届(自治体の窓口で取得、またはウェブサイトからダウンロード)、犬の鑑札、狂犬病予防注射済票。

これらの手続きは、狂犬病予防法(環境省)によって定められており、届出を怠った場合、20万円以下の罰金の対象となるケースがあります。登録抹消の手続き自体に費用はかかりません。

2. マイクロチップ情報の変更・削除

2022年6月1日以降、犬猫へのマイクロチップ装着が義務化されました。もし愛犬にマイクロチップが装着され、情報が登録されている場合は、死亡時にその情報の変更または削除を行うことをお勧めします。登録情報は「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイト(公益社団法人日本獣医師会が指定する登録機関)を通じて変更・削除が可能です。これにより、万が一の誤認を防ぎ、登録情報の正確性を保つことができます。

参照:環境省「動物の愛護及び管理に関する法律」

猫やその他のペットが亡くなったときの手続き

犬とは異なり、猫やその他の一般的な家庭で飼育されているペット(ハムスター、鳥、魚など)の場合、法律で義務付けられている死亡届の提出はありません。しかし、いくつかの手続きを行うことで、安心して見送ることができます。

1. マイクロチップ情報の変更・削除

愛猫にもマイクロチップが装着されている場合、犬と同様に「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトで、所有者情報の変更または削除を行いましょう。これにより、登録情報の正確性が保たれます。

2. 特定動物の飼育許可を受けている場合

もし、特定の危険な動物(特定動物)を飼育するために都道府県知事の許可を得ていた場合、その動物が亡くなった際には、別途、許可を受けた都道府県または政令指定都市の担当部署に死亡した旨を届け出る必要があります。これは、動物の愛護及び管理に関する法律(環境省)に基づいています。一般家庭では稀なケースですが、該当する場合は忘れずに手続きを行ってください。

参照:環境省「動物の愛護及び管理に関する法律」

ペット保険やマイクロチップ登録の変更・返還

亡くなったペットのために加入していた保険や、マイクロチップに関する手続きも、悲しみが癒えない中で大変かもしれませんが、忘れずに行いたいことです。

1. ペット保険の解約・変更

ペット保険に加入していた場合は、保険会社にペットが亡くなった旨を連絡し、解約手続きを行います。また、死亡事由によっては保険金が支払われる場合がありますので、契約内容を確認し、請求の可否を相談してみましょう。一般的に、獣医師からの死亡診断書などが必要となるケースが多いため、事前に確認しておくとスムーズです。

2. マイクロチップ登録情報の変更(改めて)

前述の通り、犬猫のマイクロチップ登録情報の変更または削除は、公益社団法人日本獣医師会が指定する登録機関のシステムを通じて行います。これにより、その子がもうこの世にいないことを正式に登録し、情報の混乱を防ぐことができます。返還するものは特にありません。

3. その他の登録情報や契約

ドッグランやペットホテルなどの会員登録、その他定期購入していたフードやおやつ、サブスクリプションサービスなどがあれば、解約や停止の手続きも忘れずに行いましょう。

大切な家族を失った悲しみと向き合う時間

手続きは大切な故ペットへの最後の務めですが、何よりも飼い主様の心身を労わることが一番重要です。大切な家族を失った悲しみは、すぐに癒えるものではありません。感情の起伏が激しくなったり、食欲不振に陥ったりすることもあるかもしれません。ご自身の気持ちを抑え込まず、ゆっくりと悲しみに向き合う時間を持つことを大切にしてください。

もし、悲しみが深く、日常生活に支障をきたすほど辛いと感じるようであれば、グリーフケアを専門とするカウンセラーや、同じ経験を持つ飼い主さん同士で支え合うサポートグループなどに相談することも一つの方法です。一人で抱え込まず、信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも、心が少し軽くなることがあります。ご自身のペースで、ゆっくりと前に進んでいくことを応援しています。

愛するペットとの別れは、人生において計り知れない悲しみをもたらします。このページでご紹介した手続きが、少しでも飼い主様のお役に立ち、故ペットへの最後の愛情表現の一助となれば幸いです。心身を大切にしながら、ご自身のペースでゆっくりと歩んでいかれることを願っています。

参考情報:
環境省
厚生労働省
各地方自治体

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